2019年も開けて、FXの1年の予測について専門家がいろいろとコラムを発表し始めています。
いろいろと意見が見られますが、その中でも多いのが「今年のFXは荒れる要因がある」というものです。
この記事の目次
アメリカが荒れる要因に?
その理由として注目されているのが、アメリカの存在です。
2018年末トランプ大統領がパウエルFRB議長を解任するのではないかというニュースが出ました。
もしFRB議長が解任されると、荒れる展開は現実味を増してきます。
過去の歴史から推測
新しいFRB議長が就任してからすぐに市場が手洗い洗礼を行っています。
例えばグリーンスパンの場合ブラックマンディが起きていますし、バーナンキ時代はあのリーマンショックが発生しています。
ここまでの大きなショックの起きる要素は2019年1月現在ないものの、何らかの動きの発生する可能性は大いにあります。
しかもトランプ大統領をめぐる動きも不安定要因を加速する一つの理由とも言えます。
すでに議会がねじれた状態で予算を執行できないなどの問題が生じています。
アメリカの財政赤字が拡大
しかも今年の下半期には、アメリカの財政破綻の懸念が台頭してくる、金利差縮小などが起きるのではないかと予測する向きも出ています。
そうなるとドルが下落して、円高局面に突入することも十分考えられます。
2020年には大統領選挙が実施されます。
これをにらんでトランプ大統領が「強いアメリカ」をアピールするために、貿易相手国に圧力をかける可能性も出てきます。
これも円高に進行する要因となりえます。
アメリカの景気が減速する可能性も
実はアメリカの景気が減速するかもしれないというのが、専門家の間で大勢を占めている見方です。
というのもトランプ関税によってコストが上昇し、長期金利が上昇するとみられています。
慢性的な人手不足
さらにアメリカは慢性的な人手不足の状態に陥っています。
トランプ大統領は就任早々いろいろな施策を講じて、株価を上昇させました。
しかしこの反動が来るのではないかとみられています。
このような根拠から、2019年はアメリカ経済に逆風が吹くのではないかと予想されているわけです。
2018年にFRBは利上げを実施した
しかしもし本当に現在の予想が当たって、アメリカの景気が減速した場合、追加利上げを行うのに及び腰になるでしょう。
利上げができないどころか、景気の停滞感が加速した場合、逆に利下げをする必要の生じることも考えられない話ではないです。
ユーロにも不透明感がある
円とドルとともに世界のメジャーな通貨の一つであるユーロについても、不安要素がいろいろと出てきています。
その中でも特に課題なのが、ブレグジットです。
ニュースでご存知の方も多いでしょうが、イギリスは国民投票の結果EUから離脱することが決まっています。
ブレグジットが決まらない状態
EUとイギリスの間で合意した条件について、英国議会が否決してしまうなど、不透明なところがあります。
もし具体的なロードマップの決まらない中、いわゆる「合意なきブレグジット」となってしまうとイギリスの経済は悪影響の普及する恐れが出てきます。
その結果、イギリスポンドが下落する可能性も出てくるでしょう。
現状EUの問題は?
例えばイタリアやフランスが財政赤字が頭痛のタネになっています。
もしこの赤字が拡大するようなことがあれば、ユーロの下落要因となる可能性は十分あります。
このように世界中でFXの取引に大きな影響をもたらす不安材料があります。
このため、マーケットの荒れる可能性も十分頭に入れてトレードを進めるべきです。
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