2015/01/15(木)の18時頃のスイスフラン高騰はすごかったですね!
未だにスイスフランによる余波は広がっています!
私も為替は10年ぐらい携わってますが、こんなに酷いのは初めてかもです!
確かにリーマン・ショックやギリシャ・ショックなどいろいろなイベントがあり価格も急騰はしていましたが、
今回のスイスフランショックの凄いのは2点と考察します。
この記事の目次
EUR/CHF=1.2撤廃の突然のできごと
スイス国立銀行は自国の通貨の貨幣価値を守るために、3年ほど為替介入を行っていました。
しかも無制限の為替介入と公言して、EUR/CHFの1.2をボーダーラインに
死守してきたのですが、01/15(木)に撤廃してしまいました。
3年も守られ続けて来たので既に安心していた方も多く、
EUR/CHF=1.2をサポートラインにして安心してトレードを行っていた方は爆死です。
取引できない窓開け!もはやスリップどころでは無い!
約定価格が滑ることをスリップと言いますが、
スイスフランショックでは約定できない大きなスリップが発生しています。
もはやスリップでは無い週末に発生する窓開け!
しかもとてつもなく大きな窓開けです!
通常、窓開けは週末でも無ければそんなに発生するものでも無いですし、
こんなに大きな窓開けも無いです。
窓を開ければ当然注文が通らないので、ただただ資産が減っていく方は
眺めているしか無いです。増えている方はホクホクですね!
スイスフランショックからの考察
株式では値が付かない状態でトレードが行えない状態は度々発生しますが、
FXでは巨大市場でありそのリスクが無いのがメリットだったんですが、、、
逆に普段FXでは値が付かない経験が無いばかりに、
大きな窓開けの対応ができなくなっています!
値が付かないと言うことは、
クローズ処理が出来ない!
マージンコールもかからない!
ストップロスも効かない!
追加証拠金(追証)が発生してしまう!
国内FXのメリットは、マージンコールやストップロスの設定で
自分の資産はしっかり守れる仕組みがありますとのことでしたが、
窓開けされて値が付かないのでは、その機能も全く効かなかったことになります。
安全と思ってた機能が効かなった時の方が、被害は尋常では無くなります!
【スイスフランショック】を考察して、国内FX業者のシステム
特に国内FX業者の追証、リスクヘッジと言った観点で考察して行きます。
FXのマイナス追証は免責不許可事由で自己破産できない!
2015年1月15日にこれまで固定相場とされてきたスイスフランとユーロが変動相場に移行するとの発表(スイスフランショック)があり、
突然スイスフランの相場がユーロなどの通貨に対して10%以上も値上がりしました。
ドル円に換算するとある日突然十数円もの大変動が起こるのと同じです。
この時にスイスフラン建てで国内のFX業者を通じて取引を行っていた投資家に多額の追証(FX業者に対する負債)が発生してしまいました。
この瞬間、ほんの一瞬のうちに数百万円とか一千万円を超える追証が必要になってしまい、
とても個人では追証払えないという人が続出しました。
FX業者の中には一億円以上の未回収の追証残高が発生した会社も存在します。
自己破産の免責不許可事由とは
一般的に、余りにも多額の負債を抱えてしまった債務者には自己破産により裁判所の判断で負債の免責を認める救済制度があります。
ところが自己破産の免責不許可事由というのが存在しており、状況によっては免責が認められないケースがあります。
免責不許可事由には投資やギャンブルでの負債が含まれています。
この理由は、投資を失敗して発生した負債を免責してしまえば投資家は勝った時は利益を得て、
負けても何の責任も負わないことになり、ノーリスクハイリターンになってしまうからです。
このためFX投資に失敗してどうしても追証払えないというケースにおいて、
自己破産ができないという事態が起こる可能性があります。
投資である以上、リスクヘッジの考え方はトレードより重要なことです。
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