2018年11月26日、楽天銀行が配信しているスマートフォン用取引アプリ「新・楽天銀行FX powered by iSPEED」に生体認証を利用したセキュリティが実装されました。
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トレードから情報確認まで行える新・楽天銀行FX
機を逃さず取引を行いたいトレーダーにとってどこでも取引を行えるスマートフォンアプリは非常に便利でしたが、常にセキュリティの問題がつきまとっていました。
その要望に応えた形での実装であり、これにより新・楽天銀行FXの需要は更に高まるものと思われます。
新・楽天銀行FXは楽天技工が提供している外国為替証拠金取引サービスで、2014年より稼動しています。
相場チャートをリアルタイムに確認できるだけでなく、FXにまつわるトレンドや為替レートなどを配信するニュース機能も搭載。
そして最大の特徴は縦画面、横画面の両方を利用してASストリーミング注文を行える「ASスピード発注」です。
こちらは他にあまり類をみない、まさに新・楽天銀行FXならではの機能と言えるでしょう。
生体認証は指紋と顔認証
これまではログインの際にIDとパスワードを利用していた新・楽天銀行FXですが、楽天銀行アプリにはすでに生体認証セキュリティが実装されていました。
今回の導入は、その機能を新・楽天銀行FXにも利用した形です。
楽天銀行アプリの生体認証「クイックログイン機能」
利用できる生体データは指紋と顔の2種類。
アプリ内メニューの「アプリ設定」よりログイン用の指紋、顔のデータを登録できます。
ただし指紋登録は端末そのものが対応している必要があり、利用する場合は比較的新しい端末を導入する必要があるでしょう。
生体認証によるログインはパスワード入力なし
ログインの際に従来のIDとパスワードを入力することなくアプリを起動できます。
セキュリティ強度を高めつつログインをスピーディに行えることから、トレーダーの利用者は今後増加していくものと見込まれています。
特に、IDとパスワードの入力の手間を省くために記憶させていた利用者はセキュリティの向上も兼ねて生体認証へとシフトしていくでしょう。
FX界隈にて広まっている生体認証
FX界隈にてもっとも早く生体認証を導入したのはSBI FXトレード。
こちらも楽天銀行FXと同じくスマートフォン向けの取引アプリを配信しており、2018年4月に指紋、顔、声の3種類の生体認証に対応しました。
SBI FXトレードのアプリと生体認証用アプリPolarify
提携させることで生体認証を可能としています。
ただしやや対応端末のバージョン制限がやや厳しく、Android5.0以上、もしくはiOS8.1以上でないとそもそもPlarifyのインストールができず、FXトレードアプリにも生体認証ボタンが表示されない仕組みです。
こちらは指紋、顔、声から3つまでデータを登録しておき、ログインする際にどれか1つを選んで認証する形式をとっています。
SBI FXトレードアプリと新・楽天銀行FXを生体認証機能において比較した場合、後者は声による認証を行えない代わりに提携アプリを利用せずに済むという差があります。
どちらを選ぶかは利用するFX会社とアプリに応じて個々人が判断することとなるでしょう。
今後もFX会社に生体認証は浸透していく
ここで注目したいのは、業界初の生体認証導入が2018年4月に行われたのに対し、それに追従する形となった新・楽天銀行FXの生体認証導入が同年11月と約半年後であった点。
大手ならではの技術力と資本で、迅速に追いついた形となります。
楽天銀行は8月には生体認証ログインの導入を発表
その時点ですでに導入完了までの道筋は完成していたのでしょう。
今後は楽天銀行FXに限らず、多くのFX会社が生体認証を導入していくことが予想されます。
生体認証に対応させるという点でも、そして負荷のやや高いFXアプリに対応させるという点でも、多くのトレーダーがより新しい端末の導入が検討する時期となるでしょう。
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