
FXトレードの代表的なシグナルにMACDがあります。
MACDは扱いやすことから初心者から上級者まで、よく使われているインジケーターです。
MACDとは
MACDとは「Moving Average Convergence Divergence(移動平均収束拡散法)」を略したものです。
MACDは、トレンドフォロー系のテクニカル指標になります。
MACDは移動平均ではなくより反応の早い指数平滑移動平均から算出されています。
指数平滑移動平均は平均を取る時により新しい価格の比重を高くするように計算されてます。
これは、新しい価格の方が相場に与える影響はリアルであるという考えに基づいています。
期間の短い指数平滑移動平均(短期平均)の値から期間の長い
指数平滑移動平均(長期平均)の値を引いた値がMACDラインとなります。
そして上記のMACDの値を一定期間で単純平均したものをMACDシグナルと呼んでいます。
MACDスキャルピング手法の特徴
MACDは一本のメインシグナルと、もう一本のシグナルとで表現されています。
MACDのシグナルが上から下へ突き抜けるクロスポントは、デッドクロスで売りシグナルになります。
逆にMACDのシグナルが下から上へ突き抜けるクロスポントがゴールデンクロスになり買いシグナルになります
チャートの動きによって為替のローソク足が上昇をしてトレンドの転換を判断できます。
また、中央部の0地点よりも上で推移がしているときは為替は上昇トレンド、
逆に下で推移している場合には下落トレンドのサインと読めます。
上を貫いて買いサインが出た後に、2本の線が0%以上のレベルになれば強い上昇トレンドを表わしています。
逆に下を貫いて売りサインが出た後に、2本の線が0%以下のレベルになれば、強い下落トレンドを示しています。
このようにMACDはFXトレード手法としては、非常にシンプルで効率的な特徴があります。
MACDスキャルピング手法のトレード方法
MACDスキャルピングのトレードルールとしては2つあります。
1つは5分足のMACDに反対のクロスが出た時は上昇トレンドの終了であり、必ず1分足のMACDはクロス後の初期の段階でエントリーをすることです。
途中からのエントリーはしません。
もう1つのトレードルールは5分足MACDのクロス後に1分足MACDのクロスで、エグジット(ロスカット)をするということです。
基本スキャルピングになるので、逆張りを狙っていくことになります。
しかも短い足で相場の反転を狙っていくことになります。
相場の流れに乗るトレンドフォーローのスタイルが大儲けにつながるのは間違いないですが、
トレンドに乗るのは簡単では無いはずです。
後から見て「ここがトレンドの分岐点だったんだ!」と気が付く時も多いと思います。
でも後から乗る方が勇気が入りますよね!
そのためにも反応の早いMACDを使って短い足でトレンドの分岐点を見極めて
最初からトレンドに乗る手法は極めて有効です。
MACDスキャルピング手法で上手にトレンドに乗れた時は、利を延ばして行くこともできます。
逆に失敗した場合は、さっさと損切りするに限ります。
短い足でスキャルピングしている訳ですので、損失も少なく済みます。
MACDスキャルピング手法の注意点
MACDスキャルピング手法の注意点としては、場合によってトレンドに逆行するダイバージェンストレンドを起こす場合があることです。
他のテクニカル分析と同様に実際に利用する時は、十分にデモトレードで練習して
MACDスキャルピング手法の特性を理解してから利用することが大切です。
逆にダイバージェンストレンドは、長い足での相場の転換点となるチャンスでもあります。
特性をしっかり把握して置けば、大きく儲けることもできます。
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