移動平均線(MA)は、FXのテクニカルの勉強を行うと最初に勉強する内容です。
それだけ重要であり利用頻度も高いテクニカルツールです。
しかし移動平均線の内容は単純であり、最初に勉強する項目なので軽視している方も多いのでは無いでしょうか?
特に初心者の中にはそんな方が多いように見受けられます。
移動平均線だけを使って常勝している凄腕トレーダーも大勢いますよ!
この記事の目次
移動平均線とは
移動平均線とはMA(Moving Average)のことであり、一定期間の平均を表示したものです。
算出方法も簡単で以下になります。
【5MAの場合】当日終値+前日終値+2日前終値+3日前終値+4日前終値)÷5
よく使われる移動平均線(MA)としては、21MA、100MA、200MAなどあります。
MAは相場の方向性を示すツールとして、見やすくわかりやすい指標です。
MAが上昇していれば、その相場は上昇トレンドであり
MAが下降していれば、その相場は下降トレンドであることがすぐわかります。
ただMAを使う時に注意したいのは、時間軸の考え方です。
日足、1時間足、5分足のMAでは、当然相場の傾向は異なってきます。
日足のMAで上昇トレンドを形成していたとしても、
1時間足、5分足のMAでは反対のケースはよくあります。
そこが大きな流れを掴んで、短期的な押し目で買いを入れたりして使われます。
移動平均線の種類
移動平均線には重み付けを変更して、移動平均の中でも数種類あります。
しかし基本は、単純移動平均線:SMA(Simple Moving Average)をまず押さえれば良いです。
・単純移動平均線(SMA)
・指数平滑平均線(EMA)
・修正移動平均線(RMA)
・加重移動平均線(WMA)
移動平均線の基本的な利用方法
【ゴールデンクロス】と【デットクロス】
移動平均線を用いたシグナルで有名なのは、ゴールデンクロスとデットクロスです。
ゴールデンクロスとデットクロスの考え方もシンプルであり、
2つのMAを用意すれば行えます。
短期のMAと長期のMAです。(例えば短期MAが5MA、長期MAが20MAなど)
ゴールデンクロス
短期MAが長期MAを下から上に抜ければ、
相場は上昇トレンドにあるので買いシグナルと見ます。
デットクロス
逆に短期MAが長期MAを上から下に抜ければ、
相場は下降トレンドにあるので売りシグナルと見ます。
移動平均線はシンプルですが、シンプルだからこそ実は奥が深いです。
FXにはいろいろなシグナルがありますが、移動平均線を使いこなすだけでも勝てるようになります。
それだけ移動平均線は使い方が豊富であり、奥が深い便利なシグナルです。
平均足によるトレード手法
普段良く使うチャート表示に【ローソク足】がありますが、
他にも【平均足】という表示の仕方があります。
【平均足】の始値は前の足の実体の始値と終値の中心にあります。
そして、終値は当日の始値・高値・安値・終値の平均となります。
そのため、一見、似たような感じですが、ローソク足とは違った傾向を示します。
ぱっと見ても平均足の方がトレンドの流れをつかみやすいと思います。
上昇トレンドなら上昇のマークが連続しやすいですし、
下降トレントなら下降のマークが連続しやすい傾向があります。
平均足は、トレンドの把握がシンプルでわかりやすい傾向にありますので、
長期のスパンで見る時に参考になる手法です。
逆に平均足では細かい値動きがわからなくなってしまってしまうので、
短期売買には向かない傾向があります。
トレードは複雑にし過ぎてもよくないですが、一つのチャートだけの判断では危険なことも多いです。
そのため、自分なりのトレード手法を確立することが大事になります。
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